マクロVBA講座ブログ

事務職をしていて身についたマクロVBAを紹介する人

【Excel】マクロVBAとは?【基本編】

ご訪問ありがとうございます!

第1弾はマクロVBAとは何の事か分からない人へ分かりやすい説明をしていく内容となります!

もし、過去にマクロVBAに挑戦してみたけど断念した人や初めて聞いた人は是非最後まで見ていってもらえると幸いです!



マクロVBAとはいったい何?

そもそもマクロ『複数の操作を呼び出す機能』と言われています。

意味としては、複数の手作業をまとめて自動で行う事を指しています。

例えるならコンビニのコーヒーマシンをイメージしてもらうと分かりやすいかと思います。

カフェオレの場合ですとボタンを押した後に豆を挽く、お湯を注ぐ、ミルクを注ぐ、出来上がるといった一連の『動作』を自動で行ってくれる機能がマクロに近いです。

手作業でカフェオレを作ろうとするとお湯を沸かすところから必要になりますし、豆を挽くのにも時間がかかります。そのすべての動作を出来上がるところまで行っているため広い意味ではコーヒーマシンはマクロと言えます。

つまりマクロは自動で完成品を作る機能 であり人の手で行う作業を代わりに行ってくれる存在です。

 

それではVBAとは何なのか?

こちらはVisual Basic for Applicationsの略称でExcelでマクロを作る事ができる機能でありプログラム言語の一つです。

一般的にExcel上でのマクロと呼ばれているのはVBAで組んだプログラムを指している場合がほとんどなので名前を憶えてもらえていないちょっと不憫な子ではあります。

不憫ではありますが、プログラムを組めんでしまえばExcelの作業を自動で行ってくれるとっても便利な機能です。

 

私の経験上で便利だと感じたポイントは何よりも作業時間を短縮できる所です。

3時間かかる作業を10分にしたり、データサイズが大きくExcelの読み込みに時間がかかる内容もVBAで数秒にしたりと非常に便利かつ楽にデータを作成することができます。

私はこれで毎日定時で帰っています(笑)

 

どんな事ができるの?

時短ができると前述しましたが具体的にどんなことができるかと言うとExcelで行っている手作業がほぼすべて可能です。

例えば、入力・転記・計算・検索・集計etc...を行う事ができます。

...これなら関数でもできるのでは?と思った人もいるかもしれませんがこれだけではありません。完成したデータをテキスト、PDF化したり、他のExcelとして保存を行ったり、さらにはフォルダを作成して完成データを格納したりと関数ではできない作業まで行ってくれます。

 

また、関数を大量に入力したExcelとマクロで入力したExcelとではデータのサイズも大幅に異なります。例えば関数含みのデータ20MBをマクロで作成すると約1MBまで小さくできます。サイズが小さいとExcelを開くまでの時間も短いですし、PCの容量も減らすことができます。

 

プログラムだから難しい?

最初にプログラム言語と聞いてマクロを作るのは難しいと感じた人はいるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

例としてコーヒーマシンを挙げましたが、『複数の動作』をまとめてみると難しく感じてしまいます。さすがの私も全体を見るのは難しいと感じます。

ですが、1つの動作ならどうでしょうか?

「挽く」と聞いて難しいと感じるでしょうか?

「注ぐ」と聞いて難しいと感じるでしょうか?

一つ一つ取り出してみると動作自体は簡単な事に気づくかと思います。

プログラムも同じです。一つ一つの動作は非常に単純な塊にすぎないのです

なのでプログラムを作るときは『一つの動作を一つずつ作る』が基本となり、それが積み重なって一つのプログラムもといマクロとなるのです。

 

まとめ

今回の記事で重要なポイントは以下の通り

・マクロは自動で行う便利な存在

VBAExcelで行う手作業を代わりに行ってくれるプログラム言語

・プログラムは単純な動作の塊

 

第1弾はどれだけマクロVBAが便利な物かをお伝えしてきましたが、次回は本格的にマクロVBAの事前準の内容となります。マクロVBAに興味はあるけど分からない、どうすればいいのかも分からない、( ᐛ)バナナ、という人にもわかりやすく解説していくのでよかったら次回も見てくれたら嬉しいです!